【開催レポート】「空想からはじまる好奇心の育て方」トークイベント第一部
- ぐるぐる探究隊

- 6月30日
- 読了時間: 3分
更新日:1 日前
「ふしぎ」が交差し、ものがたりが響き合う —— 3/1 トークイベント第一部 開催レポート

3月1日(日)、ショートショート作家の田丸雅智さんをゲストにお迎えし、「ふしぎのタネのものがたり」トークイベントを開催しました。第一部は、これまで岡山・東京・オンラインで生まれてきた「ふしぎ」を、各地の親子と共に振り返る特別な時間となりました。
全国の「好奇心」が西荻窪の会場とひとつに
今回のイベントは、東京・西荻窪の会場とオンラインを繋ぐハイブリッド形式。画面越しには、これまでワークショップに参加してくれた岡山、大阪、神奈川などの親子が顔を揃え、地域を越えた再会と交流が実現しました。

プロの視点と「共鳴」が空想を加速させる
これまで子どもたちが紡いできたお話に、ショートショートの旗手である田丸雅智さんの視点が加わりました。
子どもたちのピュアな空想に対し、田丸さんから物語をさらに広げるような問いかけやプロならではの着眼点が投げかけられるたびに、お話の解像度がぐんぐんと上がっていきます。また、ある地域で生まれた物語が別の地域の参加者の発見と結びついたり、会場でシェアされるうちにバラバラだった物語同士が不思議な縁でつながっていったり。
作家の視点と、参加者それぞれの好奇心が混ざり合うことで、単なる「思いつき」が、誰もが続きを読みたくなるような「ものがたりの世界」へと進化していく刺激的な化学反応が次々と起こりました。

当日、西荻窪のまちで生まれた新鮮なものがたりも
さらに、午前中に西荻窪のまちを歩いて開催された「東京編」のホヤホヤのものがたりも紹介されました。
・石になった徹子さん:道端の石像から着想を得た物語。実は人間だった徹子さんが、ある日突然石に変えられてしまった……という、切なくもユーモア溢れるお話。
・毒いちごを救う「金のイチゴ」:植え込みに置かれた「自由にどうぞ」という不思議なイチゴのパック。そこから、毒いちごを食べてしまった人を金のイチゴで救い出すという冒険のお話。
・西荻を守る「西荻十勇士」:割れたコンクリートブロックの破片は、実は街の平和を守るヒーローたちが、緊急事態に集結するための秘密のメッセージだった……というお話。
見慣れたはずの日常の風景が、子どもたちや保護者の皆さんの豊かな視点によって、一瞬にして新たな舞台へと鮮やかに塗り替えられていきました。
ものがたりをつくることは
発見を共有し「つながる」こと
改めてこれまでの歩みを振り返ってみると、そこには鮮やかな「つながり」がありました。
自分ひとりで考えたお話が、誰かの発見と重なり、新しい展開が生まれる。そこに田丸さんの視点が加わり、さらに世界が広がっていく——。
「お話を作る」というアウトプットはもちろん大切ですが、このプロジェクトの真の価値は、好奇心をきっかけに多様な人々の「発見」が交差し、豊かなコミュニケーションが生まれる「場」そのものにあるのではないか。誰かの「ふしぎ」をみんなでおもしろがり、共有していくコミュニティの温かさを、改めて再確認する時間となりました。
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第一部で膨らんだこの「空想の種」を胸に、イベントは田丸さんとのさらなる深掘りトークが繰り広げられた第二部へと続いていきました。
ご参加いただいた各地の皆さま、本当にありがとうございました!
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「ふしぎのタネのものがたり」が紡いできた日常の彩りは、これからも皆さんの視点の中で続いていきます。次はどんな「ふしぎ」に出会えるでしょうか。どうぞお楽しみに!
『空想からはじまる好奇心の育て方』
ゲスト:田丸雅智さん(ショートショート作家)
聞き手:中村和馬
主催:ぐるぐる探究隊
助成:子どもゆめ基金




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